理化学分析

米の鮮度判定

米の鮮度を画像で確認し、数値で管理できる鮮度判定器をケツトと共同開発

当協会では1970年に米の鮮度判定指示薬(pH指示薬)を開発しており、さらにこの試薬を利用した鮮度の段階を一粒毎に分光光度計で計測、コンピューターで数値化し、判別する技術を1990年代後半に開発しました。
そして、この技術を用い、ケツト科学と共同で、鮮度判定器(パソコンでの評価ソフト「鮮度マイスター」含む)を開発しました。
精米を一粒毎に専用トレイに入れ、鮮度判定指示薬(pH指示薬)で呈色後、スキャナで米粒を撮影し、米粒表面の画像処理で得られたpHを鮮度判定評価ソフト「鮮度マイスター」で確認することができます。
pH測定の画面では、鮮度評価のための平均値や標準偏差などが数値で表示され、pHイメージの画面では、一粒毎のpHを5段階評価基準により色分けされた粒を確認できます。

写真

左から 鮮度判定器
pH測定の画面
手前 専用トレイ、pH指示薬


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